バイナリーオプションは運ゲーなのか？

よくバイナリーオプションとFXを比較して、バイナリーオプションの方が良くない、とする紹介ブログなどがあります。

このタイプのブログでよく使われている論法が「５０％の確率で上がるか下がるかだから、結局手数料などを考えると損してしまう」というものです。

しかしながら、この論法では大きなミスリードがあり、素人の破綻した論法であるということが言えます。

バイナリーオプションの取引では、確かに2者択一の方法で、利益が出るか損失になるかが決定されます。

しかしながら、その勝率は必ずしも50％ではなく、予想を行う対象によってはチャートから予想を行うことが出来、上がり調子のチャートであれば５０％以上の勝率を見込むことが出来るのは明らかです。

一方で、下がり調子真っ只中のチャートで上がる予想を行えば、勝率は５０％未満となることが安易に予想されます。

そのため、５０％はあくまでランダムに予想を行った平均的な確率であり、サイコロを降るなどの完全な運任せのギャンブルと比較するという方法は、論理的に破綻しているというのが私の考えです。

宝くじ感覚でバイナリーオプションを始めれば勝率は５０％に近づいてしまうでしょうが、金融商品を始めてみようという時点で、宝くじ感覚の人はまずいないでしょう。

つまりはバイナリーオプションは運ゲーではないのです。

金融庁の規制が入ったことで、バイナリーオプションは運の要素が非常に小さくなり、チャートの動向を読むことで、確実に利益を得る事のできる投資商品となりました。

以前の数分後の値動きを予想するという方法は、相場の変化の常識からすると、博打並みの運ゲー要素が強かったのです。

というのも、相場というのは上下動を繰り返しながらだんだんと上がったり下がったりすることが多く、数分後というと、微妙な変化しか期待できず、下がれば全損、上がれば利益という状態になります。

加えて、利益率は運営会社が決定するため、運営会社が一人勝ちの状態だったのです。

これに待ったをかけたのが金融庁で、新たな規制により、現在のバイナリーオプションは、金融商品として十分な魅力を持てるに至りました。

バイナリーオプションは規制が加えられたこともあり、運ゲーと言われていた博打的な要素が下がって、安全性が増しました。

ただしその分、若干煩雑なシステムになって、かつ、強力に大きく稼げる投資対象ではなくなりました。

安全かつ超高収益というのはいつの時代も絵に描いた餅で、リスク無しで高額な利益を得ることは出来ないものです。

しかし、安全でも確実に小さな収益を出せる投資対象であれば、バイナリーオプションはよく当てはまります。

株やFXと違い、少額から始められ、かつ、負債を抱えることのないシステムは、まさに金融商品に興味を持ち始めた初心者の方でも不安なく行うことが出来、チャートの動向を確実に読めるようになれば安定した増資を行うこともできます。

小さな投資で小さな利益、これが今の日本のバイナリーオプションの形です。

バイナリーオプションが運ゲーと言われていたのは数年前で、未だにそれを掲げてバイナリーオプションはダメだと言っているのは、規制強化でバイナリーオプションから離れていった一部の人達でしょう。

そういった人たちはFXなどに流れて、バイナリーオプションで得た知識を使って利益を上げている可能性がありますが、もちろん負債に陥っている人達もいることだと思います。

または昔の運ゲーと言われていたシステムを採用している海外のバイナリーオプションを利用している人たちの感想かもしれません。

少なくとも金融庁の規制の整った日本国内でのバイナリーオプションは、国が厳しく見張っているため、運ゲーと言われるような投機的な内容の金融商品ではなくなっています。

海外のバイナリーオプションでは、現地から遠いこともあり、出金ができないなどのトラブルもあるという噂も耳にします。

金融商品を扱うのがはじめての初心者の方は、日本国内のバイナリーオプションを始めてみることをおすすめします。

日本ならではの安全性を確立した金融商品で投資デビューしてみませんか？